こんにちは!

初めて記事を書かせていただきます,4年の飯島です.

 

私と田中君は2025年の3月24日~28日に東京都市大学世田谷キャンパスにて開催された電子情報通信学会総合大会に参加してきました.


 

学会への参加は私たちにとって初であり,緊張感と新たな視点獲得への期待感を抱えながら発表日である3月26日を迎えました.


私(飯島)は「論理的文章を題材とした文章要約スキル育成システムの開発」と題して発表させていただきました.

朝一番での発表ということもあり,会場に赴く前から緊張の面持ちでしたが,林先生や田中君からの声援や度重なる練習により,落ち着いて発表を行うことができました.

 


続いて田中君は「多角的観点からの情報収集を促す探索方針設定支援システムの提案」と題して発表を行いました.

発表時に原稿もほとんど見ることなく,アニメーションを意識しながら流暢に発表を行う様子に私は度肝を抜かれ,見習う点が多くあることを痛感しました.

そして質問に対しても堂々たる姿勢で返答しており,そんな彼の第一の感想である「人生で最も緊張した」という言葉が本音とは思えませんでした.

 

二人とも考えたことのない方向からの質問をいただき,改めて研究というものは一人ではなく多角的な意見があってこそ洗練されていくものであると肌で感じることができました.そして人によって多様な捉え方をするからこそ,発表に関しては聞き手の立場になり,どのように感じるか客観的に考えることが重要であることを再認識しました.

 

無事に発表を終えた後は同じセッションの発表を聴講しました.

同じ分野であるにも関わらず,人によって異なる視点から得た成果を発表し,多角的な観点からの質疑応答が飛び交っている様子は新鮮であり,研究に対する知識が未熟であった私たちを研ぎ澄ませてくれる場でした.

そして,自身の研究の立ち位置と考えられていなかった可能性を考慮するために十分すぎるほど価値の高い場でもありました.


本学会を通して研究やプレゼンテーションスキルなどを見直す機会が得られました.

研究室配属からの半年ではありますが,無事に学会での発表を終えることができ,協力してくださった先生や先輩,同級生に感謝をしています.

学会の参加により得られた知見を活かして卒業研究にも取り組んでいきたいと思います.

2025年度 電子情報通信学会総合大会 参加報告