こんにちは.

久しぶりに記事を書きます.B4の飯島です.

2025年の10月11日(土)〜13日(月)に開催された教育・学習支援システム若手の会に参加させていただいたので,それについて報告します.

若手の会とは教育・学習を対象としたシステム・実践研究に関わる若手研究者,社会人,学生たちが集まり,それぞれの研究について議論を交わす合宿形式の合流会です.

今年はM1の鍵谷さん(2回目)と川さん(2回目)とB4の飯島(初参加)と田中君(初参加)が参加させていただきました.また,油谷先生も会場幹事として参加されました.

今年は静岡県の伊豆高原ロビィングで開催されました.元プロテニスプレーヤー松岡修造さんのTV熱血テニス塾の舞台になったらしいです.

1日目

初日は最初にアイスブレーキングセッションを行いました.その後に夕食と入浴を済ませ,ライトニングセッションを行いました.

アイスブレーキングセッションでは初対面の方々と親睦を深めるためのレクリエーションを行いました.

その後のライトニングセッションでは各参加者が自身の作成したポジションペーパーを用いて自身の研究内容を簡潔に紹介しました.僕は体調崩して部屋で休んでいたのですが,他の3人はとても良い発表をしていたとのことです.

その後はナイトセッションという名の飲み会を通してさらに親睦を深めて1日目は終了しました.

2日目

この日は1日中研究発表セッションがありました.このセッションでは4人の小グループに分かれて,1人20分で自身の研究について紹介および議論を行いました.このサイクルを5回グループを変えて行いました.

研究発表を通して自身の研究を他者に紹介することに難しさを感じました.

研究室内での発表はお互いにある程度の研究内容を熟知していることもあり,言葉足らずな部分を聞き手が補ってくれることもあります.それ故に自身の研究を始めて聞く人の視点に立つ習慣が身についていないことを思い知らされました.発表を繰り返すたびに自身の研究の重要なポイントを理解できるようになり,最後のセッションでは端的に説明することができたと思います.

また他人の研究について自身の考えを持ちながら質問することも困難であると思いました.

僕の場合は他人の研究内容を理解することで精一杯であり,その研究の新規性や問題点などを自身の経験に基づいて意見する習慣があまりついていないことがわかりました.

2日目の夜には昨日に引き続きナイトセッションがありました.この日は恋バナする人もいれば博士の人や先生を捕まえて研究の議論の続きを行う人もいました.各々自由時間を過ごし研究発表セッションの疲れを癒しました.

3日目

最終日は表彰および協賛・後援学会紹介がありました.

そして鍵谷さんがなんと最優秀奨励賞を受賞しました!!

おめでとうございます!

同じ研究室の学生として誇らしかったです!

受賞ページはこちらです.

若手の会に参加して様々な分野の方から意見をもらうことで,普段の研究室では得られなかった視点を多くいただきました.

研究室のミーティングで議論を重ねているつもりでも考えられてない点はとても多くあり,人によって意見が違うからこそ研究には正解がないことを実感しました.

それを踏まえたうえで,他人の意見を尊重しつつ多くの人と交流していることが研究活動には欠かせないことがわかりました.


P.S.(寄り道編)

若手の会終了後,かねてより密かに計画していた寄り道へ!

まずは静岡名物の”炭焼きレストランさわやか”へ!HPで待ち時間を睨めっこしながら待ち時間が短かった静岡インター店へ.ちなみに同じ時間で他店舗では5時間待ちの表示も.結果的に約40分待ちで入店することができました.

 

気になるそのお味はというと,まるでステーキを食べているかのような肉肉さと,溢れ出るジューシーな肉汁に感動し,気づいたらプレートから消えていました.

そして,若手の会で静岡大学の先生におすすめしていただいたデザートを食べに静岡駅前へ.インスタでも濃さの異なる抹茶チョコで有名な”ななや”を訪れました.新幹線まで時間がほとんどなくて,ダッシュで買って駅まで走るという何とも無理矢理な行程でしたが,何とか購入することができました.

店では七種類の濃さの抹茶ジェラート・アイスから三つを選び,その味の違いを堪能しました,ちなみに一番濃いものは世界一濃い抹茶ジェラート・アイスと言われているそうです.

アイスで前日の丸一日に及んだ議論のリフレッシュができました!

第36回 教育・学習支援システム若手の会 in 伊豆高原