さくらサイエンス6日目は府大を離れて社会見学へ行きました.
午前中はナレッジキャピタルを見学しました.
スタッフの方の解説を聞きながら,コラボオフィスや各企業による最新技術のデモンストレーションを体験することができました.
特にプノンペン大学の方々に人気だったのが裸眼立体視体験コーナーでした.
写真ではお伝え出来ませんが,かなり大きなディスプレイに表示された映像が立体的に見え,なおかつ見る角度によって映像の向きも変わるというものでした.
映像を見ながら思わず体を左右に揺らす姿が印象的でした.
午後からは舞洲へと移動し,ゴミ処理場を見学しました.
テーマパークかと思うほどファンシーな外観に驚かされました.どうやら有名なデザイナーさんが設計した建物のようです.
建物内部の各種説明も子供の見学を意識したような雰囲気でしたが,実際に導入されている技術はとても高度なものでした.
完全燃焼や発電設備,消耗品の再利用など様々な知恵と工夫によって確実かつ安全にゴミを処理していることがとても良くわかりました.
最後に,日立造船の防災ソリューションラボラトリーを見学しました.
ここでは,災害による被害を防ぐための様々な装置について解説を受けました.
そしてその後,実際に
津波や洪水から人を守るための装置のデモンストレーションを体験しました.
90トンもの水を使用した洪水シミュレーションの迫力と,一切の動力と操作なしにそれを防ぐ装置の性能に驚かされました.
改めて,災害時への備えの大切さと,それを支える日本の技術力の高さを感じました.
プノンペン大学の方々に楽しんでいただけたのはもちろん,僕達日本人にとっても非常に学ぶことの多い一日でした.