大阪府立大学現代システム科学域ではさくらサイエンスプランの支援を受けて,
カンボジア王立プノンペン大学(RUPP)から
大学生9名,大学院生1名,教員1名の計11名を招聘しました.
システム発想型ICT最先端技術体験プログラムをテーマとし,
2016年8月19日から8月25日の7日間に学術・文化交流を行いました.
今年も瀬田研究室はRUPP学生の受け入れを任せていただけることになり,
主にB4の7名で7日間のプロジェクトを執り行いました.
OPUを訪れた彼らに初めて会った時は,緊張と不安でうまく
コミュニケーションが取れなかったですが,
挨拶をした後すぐに一緒に昼食を食べて,彼らも緊張しているのだとわかりました.
こちらがおどおどしていては楽しむことはできないと感じて,
積極的に話しかけていこうと思いました.
多少の疲れも見えましたが,初めて触れる日本のものすべてに興味を示してくれて
私たちもこれから一週間頑張っていこうと思いました.
このプログラムでは日本の学術研究や文化,最先端技術に触れることを目的としているため
- なんばと大阪城を訪れ,大阪の文化に触れる
- 大阪府立大学内で植物工場見学やアントレプレナーシップに関する講義の受講
- 和歌山大学を訪問し,ICT関連の研究プレゼンを聴講
- 新日鉄住金株式会社和歌山製鉄所の見学
- ナレッジキャピタル@グランフロント大阪の見学
- 舞洲にてゴミリサイクルプラントの見学
など少しハードなスケジュールだったかもしれませんが,とても内容の濃い一週間となりました.
おかげでRUPP学生とOPU学生との交流もとても深まりました.
食事中や移動中などに冗談を言って笑ったり,日本について教えたりと
楽しい時間を共に過ごすことができました.
プログラムが始まる前は
どんな風に接すれば良いのか,ちゃんとコミュニケーションが取れるのか
大きな不安で先が見えない状態でしたが
いざ始まってみれば1日1日が充実していて,あっという間に過ぎていきました.
このプログラムを経験して学んだことは
”なんとかなる”
です.
私たちの拙い英語でも彼らは理解しようと努力してくれて,
逆にこちらも彼らが何かを伝えようとしている時は理解できるよう努めました.
そうすれば互いに得意ではない言語を介するとしても
なんとかコミュニケーションは取れるのだと実感することができました.
途中には計画通りに進まないことがあり,大成功とまでは言えないかもしれませんが
プログラムの最後にはみんなで笑顔でお別れをして
今年もさくらサイエンスプログラムは無事終了しました.
ご協力していただいた皆様
心よりお礼申し上げます.ありがとうございました!
こちらがバンケットの最後に撮った最高の写真です.
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次回のさくらサイエンスも瀬田研に任せてもらえますように!
瀬田研究室B4の田中堤矢でした.それではまた次回…