こんにちは.
研究室に配属されて半年,いろんなことを勉強中です.3年生の奥津です.
最近学んだことは,
「タラバガニはカニじゃなくてヤドカリの仲間」
3月8日に行われた,JSiSE 教育システム情報学会 学生研究発表会(関東地区)に参加致しましたので,報告させていただきます.
今回の発表会はオンライン開催ということもあり,会場への距離的な負担が無かったこと,関東の方々から意見をいただける良い機会であることなどを踏まえ,自分は関東地区に参加させていただきました.
とはいえ,自分以外の参加者は関東の学校の方ばかり.参加者一覧に混ざる「大阪府立大学」の文字は,少し浮いているように感じました.
そんな雰囲気を打破すべく,「あえてコテコテの関西弁で話そうかな」なんて考えていました.
しかし,静岡出身の自分は,3年も大阪に住んでいるのに関西弁を微塵も話せないこと,そもそもそんなことができる度胸を持ち合わせていないことに気づき,誰よりも丁寧な標準語を話すことを決意しました.
研究を始めたての自分にとって,他の方の発表は学ぶべきことばかりでした.
実験の仕方や話し方,質疑への受け答え等々,
「すっごい研究だなぁ」「勉強になる発表だなぁ」と,ただただ感心していたところ,自分の発表を迎えました.
振り返ってみると,緊張につながる要因が,割と多かった気がします.
・初めての学外での発表であること
・初めての口頭発表であること
・参加者の中で,最低学年かつ最年少であること
・唯一の関西からの参加者であること
・研究室の皆さんが来てくださったこと
.3日前に同期の清水君が関西地区の発表会を終え,優秀賞までいただいたこと
・鼻炎のお薬を飲み忘れたこと
・炊飯器をセットしてしまい,発表中に炊き上がりの電子音が鳴り響かないか,ヒヤヒヤしていたこと
など,なかなかの状況ではありましたが,先生方・先輩方と十分準備をしてきたため,発表に関しては,悪いタイプの緊張はあまり感じませんでした.
結果,優秀賞5名の一人に選んでいただきました.
反省点も多々ありますが,この半年間の研究の締めくくり,これからの研究活動のスタートダッシュとして,今回の発表会は,とても意味のある大切な経験でした.
余談です.
今年度のJSiSEの発表会に参加した3年生は,二人とも優秀賞をいただいいたわけですが,「二人とも優秀賞を取らせてしまう先生方の指導がすごいなぁ」としみじみと思います.
これまで様々な指導,添削,修正をいただきましたが,先生方の口調や人柄ゆえなのか,「無茶な要求をされた」と感じることはありませんでした.
「教え,教えられる関係」において,「教える人」の人柄は,割と重要な因子であり,ありがたいことに,自分は「教える人」には大変恵まれた環境にいるということを改めて実感しました.
同時に,先生方にとって,より良い「教えられる人」になりたいと感じる今日この頃です.