こんにちは.
若手の会への移動中にゲームに負けて記事を書くことになったM2の松浦です.

今年も,教育・学習支援システム若手の会に参加させていただいたので,それについて報告します.

この会は教育支援システム・学習支援システムの研究に携わる若手研究者が集まりそれぞれの研究や自分たちの分野について議論を交わす合宿形式の交流会です.


今年は,松浦(2回目)とB4の鍵谷(初参加)と川(初参加)が参加させていただきました.
そしたらなんと油谷さんは会場幹事として参加されていました.

今年は軽井沢の軽井沢研修所↓で開催されました!天然温泉に入浴できる最高の施設でした.

今年度の若手の会のテーマは「様々な研究に触れよう」でした.
この日に至るまでに3人でぴゃーぴゃーいいながら納得のいくポジショニングペーパーを作成できたのはいい思い出です.

1日目

この日はライトニングセッションとアイスブレーキングセッションでした.
ライトニングセッションでは自身の研究をポジショニングペーパーを用いて紹介しました.
何度やってもポジショニングペーパーでの発表が一番難しいと感じます.

その後のアイスブレーキングセッションでは初対面の方々との雑談を通じて互いを知るよい機会となりました.

2日目

この日は議論セッションとパネルセッションナイトセッションがありました.
もちろん,朝から晩まで議論していました.まぁ慣れっこですけどね.(*ノω・*)テヘ

議論セッションでは4人程度のグループを組み互いの研究について議論しこれを複数回繰り返しました.
主に難しさが2点ありました.

1つ目の難しさは自分の研究を他の研究室の方に伝える難しさです.
同じ研究室内だと暗黙の前提が伝わることや考え方が似ていることもあり,ニュアンスで伝わる面もありますが,やはり他の研究室の方に伝えると前提から伝わらなかったりそもそも研究に対する考え方でぶつかったりして初歩で躓き非常に難しく感じました.
この経験を活かし,論文を書く時や学会で発表するときにニュアンスに頼る点や前提を疑わないところが無いよう,より一層気をつけたいです.

2つ目の難しさは他人の研究の良さを見つける難しさです.
博士の方の議論の仕方を見ていてすごいと思った点が他人の研究の良さをすぐに言語化している点でした.
自分も言語化してみようと思いましたが,議論時間内では研究内容を理解することで手一杯でした.

これらのような難しさを抱えながらも他の研究室の考え方や議論の仕方は大きく異なることを実感でき,さらに他の研究を聞くことで自分の研究の強みや弱点を発見できて有意義な時間になりました.

パネルディスカッションでは教員の方々が最新の国際的研究とそれに対する自身の研究の位置付けを発表していただき非常に勉強になりました.

ナイトセッションでは議論セッションで話せなかった方々と研究室の話や雑談などを通じて親睦を深めました.

3日目

朝起きて,隣に寝ていた川ちゃんに「松浦さんに蹴られた~」とプリプリ怒られながら朝食をいただきました.
なんだか朝起きたらスッキリした気分だったのはそういうことか~と思いながら閉会式が始まりました.

閉会式では閉会の挨拶と協賛いただいた学会の紹介を終え集合写真を撮って閉会となりました.
終わってみるとなんだかあっという間でした.

今回,若手の会に参加し,研究室の日常では味わうことのできない貴重な経験ができました.
これをバネに最後半年駆け抜けたいと思います!!

 

第36回 教育・学習支援システム若手の会 in 軽井沢