初めまして.4回生の橋本です.
8月6日月曜日,海南高校から浦浩平先生と生徒さんたちが来られました.
SSHの取り組みの一環として,人工知能と哲学の諸問題について研究されているそうです.
今日はこのテーマについて私たちと議論し,理解を深める目的で来られました.

第1部では,現代システム科学域のことや研究室で行っている研究の説明の後,3つのシステムのデモを体験してもらいました

その後少し休憩を挟み第2部では,事前にいただいていた「AIと心身問題」というテーマに沿ったディスカッションを行いました.

  1. 「人工知能研究では意識と本能の関係をどのようにとらえているのか?」,
  2. 「感情を人工知能で再現するという研究の可能性はあるのか?」,
  3. 「人間の心が持つ、感情も含めたあらゆる部分を再現すべきなのか?最終目的をどこに置くべきなのか?」,
  4. 「新しい仕事のあり方。人間のどの部分は人工知能で代用され、どの部分が残り、どのような新しい仕事が必要となるのか?」など,

どのテーマも本質的で,問題意識も理路整然としていて大変,刺激をうけました.

最後に集合写真を撮らせていただきました.

「いまのAIに恐怖を覚えるところがあるのはなぜか?その感覚はどこからくるのか?」,「模倣するプログラムを外部から与えることと,自己生成することのギャップ」,「人間だけが持つ本質的な能力は何か?」,「知能を測る尺度は何か?振る舞いだけで規定できることか?」,「ヒトが行うメタ認知とAIの自己説明性」,「AIを使う側のヒトのリテラシー」,「科学者倫理」など,どんどん議論が展開し,私自身非常に考えさせられ,時が経つのを忘れるほどとてもためになる議論ができたと思います.

海南高校の皆さん,ありがとうございました.

海南高校生来研