こんにちは.いつも元気なB4の松浦です.
この度マレーシアのクアラルンプールで行われたICCE2022に参加させて頂きました.
対面とオンラインのハイブリットで開催されたのですが,現地に行ってきました!!(ちなみに初海外です)
松浦の英語レベルはというと,一か月程前のBBQでリンゴジュースいるか尋ねるときに「Are you apple?」
とか聞いてるくらいだと思って頂ければ….
その為,先生方は松浦のレベルに合わせて発音の方法から教えて下さり,準備期間も長かったので,感謝しかありません.
いざ出発の日,初めての海外だったのでワクワクでテンションMaxでした!
さらに,関西大学の小尻先生と久しぶりにお会いしたこと,小尻研究室の学生さんが優しかったこと,OBのエマさんに初めてお会いしたこと,初めての機内食にテンションが爆上がりです!!
そして到着クアラルンプールです!!東京よりも都会で,キラキラした賑やかな街でした.
お待たせしました.ようやくICCEの話に入ります.

ICCE一日目

Work shopが行われており参加しました.
感想は「やバ・・・・・い」です.
二つの意味があり,一つ目は質問がバンバン飛び交うこと,意欲的に発表を聞く姿勢,皆社交的なこと,発表がうますぎることを体感し,
こういった学びへの姿勢を見習わないとどんどん差を付けられると感じました.
もう一つの意味は,「英語聞き取れなさすぎないか!」という事です.それぞれ発音に個性があること,そもそもの会話のレベルが高すぎること,などの理由により全くわかりませんでした.
その為,一日目の目標は耳を慣らすことに尽力し,二日目の自分の発表に備えて今一度質疑されそうなことをまとめました.
また,伝わり易い発表も,伝わり難い発表も両方聞いており,参考にしながら,どのように話すと伝わり易いのかをずっと考えて練習していました.
最終的に考えた結果,発音を流暢にするのは短時間では不可能なので,とにかく大事なところをゆっくりと強弱をつけて読むように意識しました.
ちなみにホテルの部屋はプレゼン仕様で練習しやすかったです.

ICCE二日目

朝一のセッションで一緒に行動してくれていた小尻研究室の学生さんと松浦が発表でした.
初めて小尻先生に発表を聞いてもらう事,溝口先生がいらっしゃったこと,前日にエマさんにエールを頂いていたこと,など緊張を高める要因は多かったのですが,
今まで先生方に頂いた恩恵を思い返し,ある意味緊張というよりも,下手な発表はできないという使命感・覚悟に代わりました.
今まで約一年研究してきたのでこの機会を無駄にしたくなく「なんとか伝われー」というオーラを出して発表に挑みました.
準備を長くしていたこともあり,自分の実力を100%出せたと思います.
聴衆もうなずきながら聞いてくれて日本より発表しやすくてびっくりしました.
プレゼンを無事終え,質疑応答に入りました.
他の人の質疑応答は正直なところ全くついていけていないのですが,自分の発表はとりあえず全ての質問を自分の言葉で答えることが出来ました.
しかし的外れな箇所も多く,反省点も多かったです.

松浦が参加したWork shopは日本人が殆どで,質疑応答が終わった後も,多くの方が話しかけてきてくださって日本語でも英語でも意見を沢山いただけて嬉しかったです.

ICCEの内容は三回生の時の内容の研究なので,四回生の研究として発展させようと考えている今の時期に,夏のJSiSE・ICCEと多くの意見を頂けてとても良かったです.

とりあえず帰ったら頂いた意見を参考にしながらシステムをよりよく発展させたいと思います!!!!!

夜ご飯は瀬田先生・林先生・小尻先生・私・小尻研の学生さんで火鍋を食べに行きました.
学会の後のご飯とビールがこの世で一番美味しいのではないかというくらい幸せな時間でした.
瀬田先生・林先生・小尻先生のルーツや普段聞けないこともたくさん聞けて超絶幸せな空間でした.
しかし辛すぎました.あほみたいに辛いです.
本来はビールが大好きなのでビールばっかり飲むのですが,辛すぎるので後半レモンティーばかり飲んでました.
火鍋を食べ終わり,「飲み足りないなぁ」と思っていたところ瀬田先生が二件目のBarみたいなところに誘ってくださり,個人的に瀬田先生と一対一で飲むのが初めてでとても嬉しかったです.
さし飲みでは瀬田先生の色んなことが知れてとても嬉しかったとともに,自分にとってとても価値ある時間でした.

ICCE三日目

いよいよメインセッションが始まります.
メインセッションはオープニングセレモニーで始まりました!
想像をはるかに超えるパーティな感じでびっくりしました.とても楽しかったです.
メインセッションは内容も洗練されていて,発表もわかりやすく興味深い内容ばかりでした.
しかし,英語力が追い付かず,前段でおいていかれることがしばしばで,上手く場を生かしきれない状況に情けなくなりました.
英語ができないことで損をしているということを実感できて,いい経験になりました.

ICCE四日目

一日目よりもついていけるようになって少し感動しました.
このままここに居れば,英語を話せるようになるし,研究の考え方も取り入れられるし一か月くらい居たい気持ちになりました(ちゃんと帰りました).
夜にはバンケットが行われ,ここまで駆け抜けてこれたことに安心し,とても嬉しかったです.
バイキング形式だったので取りに行ってる間に色んな人と少し話たりできたのでよかったです.
マレーシアの学生にこの食べ物が美味しいよと勧められた料理が不思議な味だったのもいい思い出です.

最後に

今回は初めての海外,一人での学会,国際学会,と初めてのことばかりで不安も多かったのですが,挑戦してみてわかったこと,得たものが大きく出て良かったと心から思います.
三回生のときに「一個上の奥津さんがICCEという国際学会に出ていてすごいなぁ.M2までに出れたらかっこいいな」と漠然に思っていたものが,一年で現実になったことにびっくりしています.
私がB4で出れた理由は先生方・先輩方に沢山指導して頂き,同期に支えられ,優秀な後輩が入ってきてくれたお陰で自分もちゃんとしなきゃと思える環境に身を置いているからだと思います.
自分は決して優秀ではないけど,この素敵な学習環境を最大限に生かしていると思います.
自分は今までこの環境を使っている側でしたが,きちんと支える側になれるように頑張ります.

蓋がふさがっていないマンホールに落ちそうになったり,怪しいお店に間違って入ろうとしたり,だまされかけた話は言わないことにしておきます.

30th ICCE参加報告