本交流事業は,JSTの日本・アジア青少年サイエンス交流事業「2023年度 さくらサイエンスプログラム」の助成を受けて実施されました.


お久しぶりです.
8月の院試が残念ながら「ひでぶっ!!」してしまい,
受験自体なかったことにしたいB4の松村です.
英語そのものは苦手ではありませんが,実際の会話においては
何を言えばいいかわからないことがしばしばあり,継続的な課題になっています.

RUPP四日目です.今日は松村,藤中くん,紀くんの三名が参加しました.
いずれもB4の中でも特に頼れるメンバーだと感じているため,大船に乗った気持ちでいました.

まず,ホテルからチャーターバスで関西ゲートウェイに向かいました.
なお,僕は若干酔い気味でした…

そこでは,ヤマト運輸様の物流システムについて学ぶことができました.
日本各地にベースという物流拠点としての施設があり,
その中では高度に自動化された仕分け装置が絶えず稼働しています.
この関西ゲートウェイもその一つで,特殊なベルトコンベアの上を荷物が高速で流れており,
その動きの精密さには驚くばかりでした.
普段何気なく届けられる荷物がこのような工程をたどっていることは
これまで想像もしておらず,勉強になりました.
また,ヤマト運輸様は運送以外にも色々なサービスを手がけていることを知り,
より効率よく便利な社会の実現に向けて取り組んでいることが分かりました.
RUPPのメンバーも興味深く聞いていました.

そしてまたバスに乗り,梅田に向かいました.
ちょうどランチタイムと重なり,人でごった返していました.
ここでは日本らしい食事の一つとして牛丼を食べる予定でしたが,吉野家は人でいっぱいでした.
それでも数十分かけて何とかテイクアウトを人数分買い,
グランフロント大阪の横の席でいただきました.
RUPPのメンバーにも牛丼は好評でした.

昼食後は,グランフロント大阪の館内に移動しました.
余談ですが,
僕が以前来た時はここで『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の
キャンペーンが行われており,
吹き抜けの上からガンダム・エアリアルがぶら下がっていたのを思い出しました.

ナレッジキャピタルでは,ガイドの方の声を聞きやすくするヘッドセットを各自用いました.
まず訪れたチームラボは,企業や大学などがアイデアを披露できる場所でした.
三次元空間で360°視点を動かせる絵画や,生体情報から作曲や画像生成を行うスタジオなど,
ユニークな展示がいくつもありました.RUPPのメンバーも驚いていました.

次に,上のフロアにある木材の販売店や近畿大学水産研究所などを見ました.

さらに,上のビジネス用スペースを見ていきました.

特筆すべきこととして,ガイド担当の方の英語がとても流暢でした.
今回のRUPPにこれまで関わった日本人の中でもトップではないかと思いました.

その後,14:30からは自由行動で,学生のみでの行動となりました.

まずは付近のヨドバシカメラに行きました.

店内ではある程度思い思いに,服や雑貨などの買い物をしました.
RUPPのメンバーにとっては,珍しいものばかりなのではないかと思います.
一区切りがついたところで,
僕がヨドバシカメラのホビー・ゲームのフロアを
おすすめすると,
そこにも行くことになりました.
男子生徒を中心にアニメや漫画が好きな人が多いため,かなり喜ばれていました.
個人的に,これらこそ日本的な品物なのではないかと思います.

買い物はかなり長時間続きました.
次の目的地である大阪城公園に着くと,もう18時前になっていました.

行程の都合上,買い物袋を下げたまま歩くことになりました.
たまたま付近で実施されていたイベントなどの関係で,
コインロッカーを利用することも断念しました.
研究室員はRUPPメンバーの袋を代わりに持つことを提案しましたが,
誰も問題ないとのことでした.

城門など和風な建築はとても喜ばれていました.

城の敷地内に行った時には既に暗くなっていましたが,
天守閣がライトアップされていることもあり,
昼間に劣らず綺麗に見えると感じられました.

とはいえ,これまでの疲れのため,徐々に全体の進行が遅くなってきました.
それでも何とか天守閣の下までたどり着きました(天守閣やお土産屋さんは営業終了でした).
天守閣がすぐ近くから見えた時には,RUPPメンバーから歓声が上がっていました.

そのまま森ノ宮へ行き,RUPPでカンボジアに滞在経験のある風香さんらと合流し,
レストランで夕食を取りました.
(Pengly Layさんの写真)

みんなクタクタの状態でしたが,ご飯は和気あいあいと美味しく頂けました!
(Pengly Layさんの写真)

全体として,自由時間が多い分歩く時間がかなり長く,相当な体力勝負だったと思います.
だからこそ,
紀くんのリーダーシップや,
藤中くんの面倒見の良さのおかげで,
無事に楽しく一日を終えられたのだと思います!

さくらサイエンス2023 DAY4